任意売却とは?競売とは?5つの違いを理解しよう!

任意売却とは、次のような場合に債権者(金融機関)の合意を得て不動産を売却する方法です。

・さまざまな理由で住宅ローンの支払いが困難になった
・不動産を売却してもまだ住宅ローンの返済が残ってしまう

競売とは、次のような場合に金融機関が担保である住宅を強制的に売却する方法です。

家の所有者(債務者)の住宅ローンの支払いが滞った

どちらを選ぶべき?任意売却と競売の違いを徹底解説!

任意売却と競売の違い

任意売却と競売の違いは5つあります。

違い①:売却するのが債務者(家の所有者)の意思か、それとも強制か?!
違い②:売却価格が市場価格に近いか、それとも市場価格よりも低いか?!
違い③:周囲に知られにくいか、知られてしまうか?!
違い④:残った借金を分割で払えるか、それとも一括で支払わないといけないか?!
違い⑤:引越しのタイミングを家の所有者が決められるか、それとも強制撤去か?!

それぞれ解説していきます。

違い①:売却するのが債務者(家の所有者)の意思か、それとも強制か?!

任意売却の場合は、売却することを決めるのは家の所有者です。本人が直接家を売却することはできませんが、仲介者である不動産会社などの専門家に家の所有者が直接依頼して売却手続きを進めます。

その半面、競売の場合は債権者である金融機関が裁判所に申し立てをして、所有者の意思とは関係ないところで強制的に家を売却します。

違い②:売却価格が市場価格に近いか、それとも市場価格よりも低いか?!

任意売却では、他の不動産売買と同じように市場に出して販売します。

ですので、市場価格に近い金額で売ることが可能です。

一方、競売の場合は裁判所が競売物件の情報を新聞やインターネットで公開した後オークションで売却します。

ですので、事情に詳しい不動産業者などが入札することが多く入札価格が低めに抑えられてしまいます。

そのため取引金額は市場価格の70%から50%となってしまいます。

違い③:周囲に知られにくいか、知られてしまうか?!

任意売却は不動産会社が他の物件と同様に販売するため、周囲の人に家の所有者の事情を知られてしまうことがありません。

その一方で競売は新聞やインターネットに家の情報が競売物件として出ますので、競売にかけられた事実は公になってしまいます。

違い④:残った借金を分割で払えるか、それとも一括で支払わないといけないか?!

任意売却で家の売却後に債務(借金)が残った場合、債権者(金融機関)と債務者とが話し合って債務者に負担のない範囲での分割返済が可能です。

ところが、競売の後に債務が残った場合は、債権者は一括払いでの返済を請求してきます。

違い⑤:引越しのタイミングを家の所有者が決められるか、それとも強制撤去か?!

任意売却は普通の不動産売買と同じなので、家の所有者が購入者を選ぶことができます。

ですので引越しのタイミングを購入者と話し合いで決めることができます。

しかし競売で家が売却された場合は、所有権移転後はすぐに家から退去する必要があります。

立ち退かない場合は不法占拠となり、裁判所から強制執行の引渡し命令を出されることもあります。

このように任意売却と競売を比べて家を売った後の生活の事を考えると、任意売却のほうにメリットが多いです。

・市場価格に近い金額で家を売ることで残りの借金が少なくなる
・周囲の人に任意売却であるということを知られることがない
・引越しのタイミングを家の購入者と話し合うことができる

など、いいことずくめですね。

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