2000年に廃止済み!ゆとりローンを理解する3つのポイント!何が恐怖なの?

ここでは、ゆとりローンを理解するための3つのポイントを解説していきます。

①最初の5年間は金利が低く設定されている
②ローン開始5年後以降、金利が徐々に上がっていく
③ローン支払い中に、売却しても債務超過となる

「ゆとりローン」とは住宅金融支援機構(旧・住宅金融公庫)が1993年に始めた融資制度です。様々な問題が発生したため、2000年に廃止となっています。

終身雇用制度と年功序列による定期昇給を前提とした商品となっていました。

最初の5年間は金利が低く設定されていますが、その後徐々に金利が上がっていく仕組みとなっています。

具体的な例を以下に示します。

融資額:3000万円、35年ローンの場合

・最初の5年間:金利2%、借入期間50年で計算。 返済額=8万円/月
・6年目~10年目:金利2%、借入期間35年で計算。 返済額=14万円/月
・11年目~35年目:金利4%で計算。 返済額=16.3万円/月

5年経過後に返済額が増加しますが、健康面やリストラ等の問題等でローン返済が滞るケースが多発しました。

企業のリストラが横行し、終身雇用制度が崩壊して年功序列による定期昇給も望めなくなった現代では成立しなくなっていた制度だったのです。

最初の5年間の返済額は融資額のほぼ金利相当分であり、実際の返済は融資開始の5年以降に行われます。

そのため、ローン返済が滞り、自宅を売却しても債務超過に陥るケースも多発しました。

自宅を手放したのに借金だけ残ってしまう人が大勢現れたのです。

タイトルとURLをコピーしました